お一人お一人違う介護の形
てんまるっとをご利用くださったご利用者様には、お一人お一人それぞれの暮らしがございます。
ご利用者様の暮らしのリズムや考え方、こだわりなど、その方やご家族に寄り添い、ご要望に耳を傾け
できるだけご要望に沿う形を皆で話し合いながら、介護やご支援をさせていただいています。
そのためその介護やご支援の形は、ご利用者様それぞれ違っています。
ここには、そのご利用者様たちの介護が必要となってからの物語がのっています。
いろいろな介護の物語をずっと覚えているために・・・
いろいろな介護の姿を知っていただくために・・・
A 様
浜松市山間部
A様は浜松市の山間の村落にお一人でお住まいでした。
ご近所の方がお一人でいるのを心配されて、ご相談を受け訪問をさせていただいたのがはじまりです。
お一人で身の回りの事がほとんどできなくなっており、家の中も随分とあれた状態になっていました。
ケアマネージャーやケアワーカーたちで、家の中を片付け、各部屋を普通に暮らせるように整えました。
A様はなぜか下剤飲むのがを趣味かと思うほど、下剤を大量に保管していました。
処分しても処分してもケアワーカーさんが訪ねる度にまた出てきて.....
「また下剤がたくさん出てきましたよ~」とケアマネージャーに連絡が入ったものでした。
A様はもしかしたら、便秘が気になるのに誰にも相談できず、不安な毎日を過ごされていたのかもしれません。
ケアワーカーさんたちが交代で通ううちに少しづつ食事も自分で食べられるようになっていきました。
介護をしたケアワーカーさんたちにとっては、デイサービスに行くのに少し整った服装が良いのではと、シャツとズボンを選びに行ったり、
ご自宅にお世話に行った時の様々なことが懐かしく思い出されるます。
B 様
浜松市山間部
B様はご家族からご相談を受けた80代の方です。
1か月前までは普通に暮らしていたのに、突然挙動がおかしくなってどうしてよいかわからないというご相談でした。
ケアマネージャーがご自宅に伺い、ご家族に詳しい事情を伺うと、
1か月半ほど前に16歳になる愛犬がなくなり、さらに身近な知人たちが病気になったり、大きな心配が出来たりと
B様の心に大きな悲しみの負担がかかったことと、少しづつ進行していたらしい認知症の疑いが突然現れてしまい
不安でパニックになりそれを自分の頭で整理できないことが更なるパニックを起こして
挙動不審な言動や行動につながってしまったようです。
その後物忘れ外来の診察にご同行させていただいたり、今後の介護のご相談を受けたりしていましたが、
ご家族も24時間目が離せない状態がしばらく続き入院することに。
このまま退院しても施設に行かれることになるのでは...と心配されていましたが、
2か月後B様は無事に退院されて、ご自宅に戻られ、落ち着いた日々を過ごされています。
今はデイサービスの計画などのお世話をお手伝いさせていただいており、ご家族の皆様に感謝されています。
自宅で穏やかに過ごせていることが何よりだと思っています。
注)ご家族様の許可を得ています。
それぞれの介護の形は違います。
その誰もがずっとご自宅で過ごしたいと願っていられます。
介護の事でご心配事があれば、どうぞお気軽にご連絡ください。
株式会社 てんまるっと
TEL:053-589-5565